ニキビが出来るところには意味がある
治った二キビがまた同じ場所にできた、ということはありませんか。特定の場所にニキビを繰り返しているときは、生活習慣や日常的な癖の中にニキビをつくってしまう間接的な要因が隠れているかもしれません。ニキビができる場所ごとの原因や対策を知ればニキビができにくい肌になれます。
ニキビが気になるあなたへ 女性用ニキビケアジェルメティーナ
ニキビはできる場所によって原因は違う？
主なニキビができる原因は「角質肥厚などによる毛穴の詰まり・皮脂の過剰分泌・アクネ菌の増殖」の3つです。どの場所のニキビであっても、基本的にはニキビができる「原因」は同じですが、悪化させてしまう「要因」が違うことはあります。主な要因としては「気になって触ってしまう」「過度な洗顔で刺激を与えすぎている」などが挙げられます。
ニキビができやすい代表的な場所におでこや眉間、鼻などのTゾーンと、口周りやフェイスライン、顎などのUゾーンがあります。それぞれの場所によってニキビの原因を作り出す要因があるのです。
ニキビの場所から体の不調がわかる！？
疲れている時や体調が悪い時にニキビができやすいと感じませんか？それは、肌のコンディションが体調と密接に関係しているのと同じように、ニキビも体調の影響を受けるからです。
しかも、不調がみられるところによって、ニキビができる場所も異なります。ですから、「気づくといつも同じところにニキビができている」という方は、ニキビをケア・治療するだけでなく、その原因となる体調の改善も必要なのです。
そこで、ニキビができる場所ごとに、その原因、考えられる体の不調、さらに予防方法をご紹介します。
額、おでこ、眉間のニキビ
おでこや眉間のTゾーンのニキビは、一度できるとなかなか治りにくいのが特徴です。
とくに皮脂が多く分泌される思春期ニキビができやすいといわれていますが、大人になっても悩まされている方は少なくありません。
原因
おでこや眉間、眉のあたりにできるニキビの主な原因は過剰な皮脂の分泌です。また、大人になって額・おでこにニキビができるのは、前髪の刺激やシャンプーのすすぎ残し、さらに、生活習慣の乱れや間違った洗顔方法などが原因として考えられます。
体の不調
ストレスによってホルモンバランスが乱れている可能性があります。
対策
額、おでこ、眉間は、顔の中で皮脂の分泌が多いため、正しい洗顔によって余分な皮脂を取り除く必要があります。生え際などに洗顔料のすすぎ残しがないようにしましょう。洗顔後は皮脂の分泌を抑えるビタミンCが配合された化粧水で保湿を。また、肌刺激となる前髪がおでこに当たらないようにする工夫も必要です。
鼻のニキビ
鼻や小鼻は、どちらかといえば思春期ニキビができやすい場所といわれますが、大人になっても悩んでいる方は少なくありません。顔の中でもニキビができやすく皮脂量が多いため、テカりや毛穴の黒いブツブツなどほかの悩みも併発しがちです。鼻は顔の中央に位置し、ニキビができると特に目立つこともあり、ついニキビを触ってしまうため、炎症にもつながりやすく、ニキビ跡が残ると目立つ場所でもあるので、早期の治療をおすすめします。
原因
鼻は毛穴が多く、皮脂腺が発達していて皮脂が分泌される場所です。さらに鼻の毛穴は深さがあって皮脂が溜まりやすいため、ニキビの多発部位といえます。手で触れたり、紫外線を浴びたりすると症状が悪化してしまうので注意が必要です。
さらに、花粉症の時期は鼻をかむ回数が増え、必要以上に鼻の皮脂を拭きとってしまったり、マスク着用による蒸れや摩擦が鼻のニキビを助長しているケースもあります。
体の不調
疲労やストレスの蓄積が心配されます。また、内臓が弱っていると鼻の下にニキビができるといわれます。暴飲暴食、便秘などが原因となることもあるので、食生活を見直し、アルコールや油っぽい食事は控えるようにしましょう。
対策
毛穴に皮脂や汚れが溜まりやすいので、皮脂や汚れが残らないようにしっかりと落としてあげる。角質ケアも取り入れると効果的です。
またホルモンバランスも重要なので、ホルモンバランスを整える。日々の生活習慣や食生活を見直して脂っこいものを控えるなども重要です。
顎、フェイスラインのニキビ
顎やフェイスラインといったいわゆるUゾーンは大人ニキビができやすい場所です。同じところに何度もできて治りにくいのが特徴です。適切なケアや治療を行わないと再発を繰り返し、炎症や化膿の恐れもあります。
原因
顎やフェイスラインは髭が生える場所なので、男性ホルモンの影響を受けやすく、ストレスやホルモンバランスの乱れによってニキビが出やすい場所です。また男性ホルモンが優位になると、皮脂量が増え、肌がかたくなることが原因でニキビができます。紫外線にさらされやすい場所でもあるため、紫外線対策が十分でないためにニキビができるケースもあります。
体の不調
ホルモンバランスの乱れが主な原因です。ストレスや睡眠不足なども影響してきます。
対策
生活習慣を見直して、ホルモンバランスを整えストレスや睡眠不足などを避けるようにしましょう。皮脂分泌を抑えるビタミンC配合の化粧水を使うなどして、毛穴がつまらないようにしましょう。
肌が乾燥してニキビができることもあります、スキンケアを丁寧に行いましょう。紫外線の影響も考えられので入念に紫外線対策をしてください。
頬のニキビ
頬は大人になってからニキビができやすい場所です。炎症を起こしやすく、放置しているとどんどん悪化し、ニキビ跡になってしまうこともあります。マスクを着用する機会が多い今の生活では、ニキビができやすい場所のひとつです。
原因
主な原因は、ホルモンバランスの乱れや、乾燥による皮膚のバリア機能の低下など内的要因です。加えて、枕や布団などが触れる、メイクが合わないなどの外的要因もあります。肌の乾燥や、間違ったスキンケア、マスク着用が原因の可能性もあります。
体の不調
ホルモンバランスが大きく影響しいます。また、胃腸をはじめとする消化器系や肝臓などの内蔵が悪い時もできやすいといわれています。
対策
毎日洗顔で肌を清潔に保ちましょう。しっかりとした保湿も重要です。また、生活習慣を見直し、胃腸や肝臓に負担をかけないようにしましょう。
口周りのニキビ
口周りにできるニキビは再発しやすく、治りにくいという特徴があります。炎症から化膿へと悪化し、痛みを伴うケースも少なくありません。
原因
唇のニキビは胃腸が弱っている時やストレスが溜まっている時にできやすく、この2つの原因の割合が高いとされています。
また、ホルモンバランスの影響も大きく、男性の場合は、髭剃りによる刺激や傷からできることもあるので、髭を剃る時に負担をかけ過ぎないよう気をつけるとともに、清潔な刃を使うようにしましょう。
体の不調
疲労やストレス、胃腸の調子が悪くなっていたり、熱があって抵抗力が落ちていたりすると出やすくなります。また、ホルモンのバランスが乱れているサインともいわれます。女性の場合、婦人科系の病気や冷え性の症状がある方にも多くみられます。
対策
食べ過ぎたり、偏食をした後に口周りのニキビができる場合には、栄養バランスの良い食事を心がけるようにしましょう。ストレスは適度に発散させて、ホルモンバランスを整えることも必要です。産毛が濃い場合には脱毛すると改善することがあります。
女性の場合、体が冷えるとホルモンバランスを崩しやすいので、食べ物や服装に気を配り、体を冷やさないように注意しましょう。
また、胃腸の働きが低下すると、体内に老廃物が溜まったり、免疫力や抵抗力が低下したりして口周り・唇にニキビができることもあります。頭痛薬や鎮痛剤が胃の負担になる場合もあるので、常用している方は注意が必要です。
背中のニキビ
背中自分では見えないのでニキビに気づくのに遅れて重症化してしまう場合があります。肩甲骨周りは全身の中でも皮脂腺が多く、皮脂の分泌も活発なため、ニキビができやすい場所のひとつです。
原因
背中は皮脂腺が多く、毛穴に皮脂が詰まり、菌が増殖しやすい場所です。衣類でこすれたり、蒸れたりするのもニキビが多発する原因です。また、ホルモンバランスの乱れによって皮脂の分泌が増えニキビができやすくもなります。
体の不調
生活習慣の乱れまたは皮膚疾患の可能性があります。
対策
ストレスや睡眠不足のない生活を心がけるのが第一です。生活習慣・食事を見直しホルモンバランスを整えましょう。また汗をかいた時にはこまめに清潔なタオルで拭くようにしたり、入浴時にきちんと洗って皮脂や汚れが残らないように丁寧に洗い、すすぎ残しのないようにしてください。
ニキビの出来る場所の原因や対策が大事！
ニキビの場所別に、「原因」「体の不調」「対策」を紹介しましたが、ニキビができるのには必ず原因があります。
私自身もニキビにとても悩んだ時期がありました。最初はヤミクモにスキンケアをして全然良くならない、余計悪化したりと「なんでスキンケアちゃんとしているのに治らないの」と、とても苦労しました。
しかしニキビができる場所によって原因や生活習慣がとても密接に関係していること、間違えたスキンケアや化粧品選びがよくなかったことなど改善したところとても良くなりました。
またスキンケアは生活習慣を変えたり化粧品を変えたりいてすぐに効果が出て変わるようなものではありません。継続することがとても重要です。
原因をしっかりと理解して正しい対策やスキンケアをすることがとても重要です。
皆さんも「原因」「体の不調」「対策」を考えて美肌を目指しましょう！
ニキビが気になるあなたへ 女性用ニキビケアジェルメティーナ
Follow me!
コメント